Seeking Calm Life

経済的自立を目指す福岡在住の独身男性によるつぶやきブログ

春闘の集中回答日に思うこと

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春闘の集中回答日を迎えましたね。
私の勤務先も労使交渉の結果、要求に対しては
満額回答とのことで組合から報告がありました。

うちの会社は賃金制度上、一律のベースアップとはならないため、
実際に昇給が反映された月の給料明細を見るまで、
つまり直前にならなければ具体的な額はわからないようになっています。

昇格や管理職を目指していない私は、現在の人事制度や評価システムに変更がない限り、
給料は近い将来には頭打ちか、上がったとしても微増ということになると思います。

昇給分のうちのいくらかは投資の資金に回したい気持ちはありますが、
今は新NISAに全力を注いでいることなどを考慮し、ひとまず保留にしようと思います。

それにしても、ここ2年くらいで一気に賃上げムードが広がりましたね。
勿論、物価の上昇や政府からの要請も大いに関係しているとは思いますが、
個人的には他国と比較して、日本だけ何十年も給料が上がっていないとか、
出稼ぎで外国に行く若者が増えたことなどが頻繁に報じられるようになってから、
経営側も人材確保に危機感を覚えたのか、賃上げに前向きになったような印象を受けます。

日本経済新聞のサイトを見ていると、
今年も去年に続いて5%以上の回答が相次いでいるようです。

経営環境や体力の有無など企業ごとに事情が異なるのは当然理解していますが、
いわゆるJTCが一斉に横並びで数年前とは異なる水準で賃上げに踏み切るあたり、
毎年春闘の過程に注目している私としては、
結局やる気の問題だったんじゃないかと勘ぐってしまいますね。。。

給料が上がることは素直に嬉しいですし、
今後も継続して賃上げの動きが広く波及していくことを願っていますが、
5年くらい前は1%のベースアップでも、あれほど渋っていたのに、
あまりの変わり身の早さに内心白けている人も多いんじゃないでしょうか?