Seeking Calm Life

経済的自立を目指す福岡在住の独身男性によるつぶやきブログ

旧つみたてNISAの20年後のシミュレーション結果に驚き

旧つみたてNISAの20年後のシミュレーション結果が
自分の予想をはるかに上回るものだったので驚いています。

今回利用したのはみんな大好き「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を運用する、
三菱UFJアセットマネジメントが提供するシミュレーションツール。

スリム米国株式は当ブログでも度々言及した日本屈指のインデックスファンドですので、
既にこのツールを使ったことのある方には今さらかもしれませんが、
私は初めて利用したこともあり、かなり衝撃を受けた次第です。

サイトを開くとこのような画面が開きます。

「初期投資額」をつみたてNISAの年間上限枠の40万円、
「投資期間」を旧つみたてNISAの非課税運用期間の20年にそれぞれ設定します。

この時点では想定リターンと想定リスクを設定していないので、
下部の「リスク・リターンを参考値から選ぶ」を選択。

このように現在運用中のファンドのリターン・リスクを選択することが出来ます。

私は米国株重視で運用しているため、
ファンド名称「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の値を設定するを選択。

「設定来リターン(年率)」と「設定来リスク(年率)」は
計算基準日によって変動します。

「想定リターン(年率)」と「想定リスク(年率)」に
数値が反映されたことを確認し、計算するをタップします。

シミュレーション結果が出ました。

20年後の予想資産額は…。

…?

😱❓❗

15,335,040円?!

40万円が?

これが6年分ありますから、単純計算すると…。

15,335,040×6=92,010,240

とまぁ、実に夢がありますが、
とてもにわかには信じられない数字が出ました 笑

実際には全てスリム米国株式に投資したわけではないし、
年初めに一気に投資した年もあれば、毎月積み立てた年もあります。

従って、試算条件とぴったり一致するわけではありませんが、
私の旧つみたてNISAは米国株式と先進国株式が95%以上を占めていますので、
シミュレーション上では非課税運用期間が満了する頃には、
これに近い運用結果になることが想定されます。

しかもこれ、運用成績がベストの場合のリターンではありません。

ちなみに想定リスクを加味して5000回シミュレーションを行った場合の
運用成績が良かった例と悪かった例は以下の通りです。

運用成績が上位5%で36,664,853円
運用成績が上位30%で13,554,526円
想定リターンで15,335,040円
運用成績が下位30%で5,417,213円
運用成績が下位5%で1,975,007円

上位5%がかなり非現実的な数字に見える分、
あたかも1500万円が妥当であるかのように見えてきます😅

運用成績が下位30%での500万円でも十分すぎるリターンだと思いますし、
私は多く見積もって、自分が売却するときに
そのくらいになってれば万々歳と思っていましたが。。。

想定がまさかその3倍とは…。

複利の効果おそるべし。

物価上昇や少子高齢化に伴う社会保障の負担増の話題が絶えない中、
将来の日本がどうなっているかはわかりませんが…。

6年間の生活と言わず、もうこれだけで老後の生活十分賄えそうじゃん。
俺が一人が生きていくくらいなら、マジでどうにでもなりそうです。

自分が立てていた退職後のプランは、

①つみたてNISAの最初の非課税運用期間が終了する55歳までは特定口座の資産を取り崩す
②55歳から60歳まではつみたてNISAを1年ごとに売却し、それをもとに60歳まで生活する
③60歳からはiDeCoを解約し、年金受給まで老後資金として活用する

というものでした。

年金は50代前半で退職する場合は、ほとんどもらえないものと考え、
あくまでも保険としての位置づけとし、受給年齢を70歳まで繰り下げるつもりでした。

しかし、これだったら年金ギリギリまで繰り下げても良いんじゃね?

iDeCoeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)で100%運用していますし、
現在も毎月上限額まで払い込んでいます。

それから新NISA。
私はS&P500よりも高いリターンが見込めるNASDAQ100に100%BETしています。

やや皮算用的なところもありますが、この結果が現実のものとなれば、
新NISAの資産には一切手を付けることなく、人生の幕が引かれるかもしれません。

つみたてNISAは制度自体が既に終了していますから、何もすることはありません。
非課税運用期間が満了するまで蔵の中で寝かせるだけ。

勿論、これは過去のパフォーマンスをもとにしたシミュレーションなので、
将来を保証するものではありません。

しかし、天下の三菱UFJアセットマネジメントが提供するツールが示した結果であり、
素人が立てた予測とどちらが信頼に足るかは言うまでもないと思います。

この結果を見て、お金について考えるのが少しアホらしくなってきました😓

だからといって、投資のスタンスを急転換させるわけではありませんが、
やはり二度と帰ってこない今という時間をもっと楽しく、大切に生きることに
脳のリソースを割いていったほうがよっぽど有意義と言えそうです。

いずれにせよ、最初の非課税運用期間が終了する年にはどうなっているのか、
その時の答え合わせが楽しみです。