つい最近まで知らなかったのですが、
SPLGの経費率が引き下げられていました。
SPLG(SPDR Portfolio S&P500 ETF)は
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社(SSGA)が発行し、
運用を行うS&P500連動の米国籍ETFです。
経費率の引き下げ:米国時間2023年8月1日にSPDR®ポートフォリオS&P 500®ETF(SPLG)の総経費率が0.03%から0.02%へと引き下げられ、米国大型株式ブレンドS&P 500 ETFの分類では最低水準となりました。1
元々SSGAが独自に算出していた大型株インデックスに連動するETFでしたが、
2020年1月にベンチマークをS&P500に変更し、名称も現在のものに変更されました。
下図の通り、指数変更以降は純資産額の伸びが加速しています。
SPLGは低コストが売りであることは勿論、
その他の競合と比べて、購入のハードルが低いのが特徴です。
ブラックロックのIVVやバンガードのVOOが国内では有名ですが、
現在の為替を考慮すると、それら一株の購入に最低6万円前後は必要です。
対してSPLGの株価はIVVの1/8であり、少額から買えるため積立投資に向いています。
さらに出来高も上記2商品と遜色なく、流動性も確保されています。
ただし、今の時点でSPLGはネット証券大手三社(SBI・楽天・マネックス)での
購入手数料無料プログラムの対象外ですので投資検討の際には注意が必要です。
なぜ私がSPLGについて、ここまで事細かに語るのかというと、
当方が保有する金融商品の中で最も割合が大きいからです。
一時期はこれの長期投資でひと財産を築こうと本気で考えていましたが、
皆さんご存じの通り、来年から新NISAが始まります。
早期に生涯投資枠の上限(1800万円分)を埋めようとすると、
月々の給料をかき集めたくらいでは到底足りません😂
となればSPLGを売却して新NISAの原資に充てざるをえないのです😭
私の投資経験値のアップに大きく貢献してくれたETFですので、
できれば売却は避けたいところですが、こればかりは仕方ありません😢
このところオルカンなどの全世界株式ファンドの
低コスト競争激化が話題になっていますが、
遅かれ早かれIVVやVOOも経費率を引き下げてくるでしょう。
ということで、SPLGの経費率引き下げについてお話ししました。