ジャックダニエル・ジェントルマンジャックです。
ウイスキーを飲んだことがない人でも知っている、
アメリカン・ウイスキーの定番、ジャックダニエル。
レギュラーボトルのブラック(Old No.7)は世界的にも高い評価を受けていますが、
こちらのジェントルマンジャックはその良さをさらに引き出した上位互換商品になります。
マッシュビルはトウモロコシ80%、ライ麦8%、モルト12%、
アルコール度数も40%とNo.7と同じですが、
レギュラーボトルとの違いは製造プロセスにあります。
ラベルに"Double Mellowed"と明記されている通り、
テネシー・ウイスキーで欠かせない工程とされる、
サトウカエデの木炭で不純物をろ過する「チャコール・メローイング」が
蒸留後と瓶詰めの直前とで計2回行われているのが最大の特徴。
これが実際の味わいに大きな影響をもたらしており、
自分も買う前まではどんなものかと思っていましたが、
一口飲んだ瞬間、わざわざ大変な手間をかける意味に納得しました 笑
それぞれを同時に飲み比べてみたりしましたが、明らかに違うのが判ります。
ジャック特有のコクと滑らかな口当たりは保たれたまま、
No.7でわずかに感じられた雑味が取り除かれ、
よりリッチでクリアなテイストに仕上がっています。
もともとウイスキーとしては飲みやすい部類に入るジャックですが、
こちらは舌に触れた時の刺激が抑えられている分、
さらに飲みやすくなった印象を受けましたね。
一般的なバーボンとは一線を画すジャックダニエルの個性をいっそう高めた、
まさしく紳士の名にふさわしい上等なウイスキーと言えます。
実売価格はNo.7のおおよそ1.5倍程度と少々お高めではありますが、
シングルバレルのような重さはなく、カジュアルに楽しめるあたり、
ポジションとしては本当に絶妙なところに居るなって感じです。
また、このようなオリジナルロックグラスとセットになったアイテムもあります。
ウイスキー単体で売られている場合と価格差はほとんどないので、
同じ買うならこちらのほうがお得ですね(私もこちらを買いました)。