本日は購入から半年が経過したタグ・ホイヤー・カレラの
感想について記しておこうと思います。
カレラは私にとって最初の機械式腕時計です。
それまで腕時計にそれほど興味がなかったのですが、
同僚がGMTマスターIIを着けていたことを知り、
そこから徐々に興味を持つようになり、昨年9月に購入しました。
以下は製品の情報です。
モデル | カレラ・キャリバー16・クロノグラフ |
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リファレンスナンバー | CBM2110.BA0651 |
メーカー | タグ・ホイヤー |
ケース | 41mm |
駆動方式 | 自動巻き |
ムーブメント | キャリバー16 |
パワーリザーブ | 約42時間 |
ストラップ | スティール製 |
国内定価 | 566,500円(※記事執筆時点) |
その他の商品詳細は以下のリンクよりオフィシャルサイトの情報をご覧ください。
数あるスイスの腕時計メーカーの中からタグ・ホイヤーを選んだのは、
腕時計の知識がなかった自分でも名前を知っていたこと、
デザインが好みの機種が多かったこと、
そして最初に手にする一本として手の届く商品が充実していたことです。
私は並行輸入品の新品を購入したので、支払い額は国内定価の7割程度でした。
当時は40万を予算の上限とし、その枠内で買うことができて満足しています。
以下は購入当時の写真です。
自分が考えるCBM2110.BA0651の魅力を下記します。
・タキメーターベゼルを含むトータルのデザインが格好良い
・クロノグラフの機能美を堪能できる
・大きすぎず小さすぎずの絶妙なサイズ感
・着用時において存在感をしっかり発揮する
・旗艦コレクションに属しながら、リーズナブルな価格で購入できる
・汎用ムーブメントのためメンテナンスコストが安く抑えられる
現在は他に動く腕時計を持っておらず毎日使用していましたが、
以下の写真の通り、1月に突然ベゼルが剥離。
自分なりに丁寧に扱っているつもりでしたので、当然心当たりはありませんでした。
どうやらベゼルの接着性に問題があったようです。
いくら名の知れた企業の製品でも人間が作るものですので、完璧はあり得ません。
クヨクヨしていても仕方ないため、すぐに購入したお店に連絡をし、
商品を引き取ってもらいメーカー点検の申し入れました。
本来は保証期間内であっても外装パーツは対象外ということでしたが、
今回は無償でベゼルの再装着に加え、内部の調整も行われ約1か月ほどで返却されました。
最初は少々戸惑いましたが、結果的に早々に正規メンテを受けることができ、
今では以前よりも安心して使用できています。
手に入れた直後は喜びや嬉しさが先行していたため、
なかなか冷静な評価をすることが難しかったですが、
購入から半年が経ちましたので以前よりもフラットな視点で、
時計を見ることができるようになったと思います。
カレラを使い続けるにつれ、現在は時計に対してこのような心境を抱いています。
・クロノグラフ機能を使う機会はたまにある
・機構が複雑である分、厚みと重さが少し気になる(浮いた感じがする)
・着け替えを楽しみたくなり、2本目を考え始めた
・自社製キャリバーの製品が欲しい
・次に買うなら3針
・やはりロレックスが気になる
購入したカレラは自分が手にする機械式腕時計の入門機として
今でもベストな一本であったことは間違いないと思っています。
実用時計としての性能は申し分なく、
普段使い用として身に着ける分には何も問題ありません。
仮に他の時計を買っていたとしたら、
それはそれでやはりこの時計がずっと気になっていたかもしれません。
一方で時間が経ってからわかってくること、見えてくるものもあります。
今では当たり前のように情報収集をするようになり、
知識も増えてきたことで時計に対する考えというものも変化してきています。
そして最初に機械式腕時計というものを教えてくれた
同僚の腕時計がGMTマスターIIだったということもあり、
次第にロレックスに対すると関心も強くなってきました。
実際に借りて着けさせてもらうと、カレラよりも軽くて薄いし腕なじみが良いんですよね。
ご存じの通り、ロレックスは色々と市場を騒がせていますので
色々な意味で容易に購入することはできませんが、いずれは手にできればと考えています。
しかし、カレラも良い腕時計だと思っていますので、
今後も使い続けていこうと考えています。