ジャックダニエル・ブラック(オールド No.7)です。
テネシー・ウイスキーの代名詞であるとともに、
間違いなくアメリカン・ウイスキーを代表する銘柄の一つです。
ウイスキーに興味がなくてもコンビニやドラッグストア、
スーパーのお酒コーナーなどで見かけたことがある方は多いでしょう。
アメリカン・ウイスキーの一種であるテネシー・ウイスキーは
トウモロコシが主原料である点においてはバーボンと共通していますが、
バーボンよりもさらに定義が厳格であるとされています。
具体的にはテネシー州内で製造されていること、
そして蒸留直後のウイスキーをサトウカエデの木炭を用いて濾過を行う
「チャコールメローイング」を施すことが義務付けられているなどです。
さながらメープルシロップのような甘く濃厚な香りと、
マイルドかつスムースな味わいはOld No.7ならではのオリジナリティを感じます。
ストレート、ロック、ハイボール…もちろんジャックコークもですが、
どんな飲み方でも楽しめる万能選手です。
比較的手頃とされるアメリカン・ウイスキーも昨今の世界情勢の影響により、
値上がりが避けられなくなっている状況ではありますが、
それでも個人的には常時ストックしておきたいと思える一本です。