仕事を終えて帰る途中、首にマフラーを巻いている人を何人か見かけました。
「11月でマフラーは早くないか?」と思ったけど、確かに今日は寒かった。
風邪を引かないようにしないとね。
さて、直属の上司と業績に関する面談が先週に実施されたのですが、
その際に改めて将来的に退職する意志があることを伝えました。
少し前にも、自分が定年まで職場に残らないことを
上司に打ち明けたという話を投稿しましたが、
今回はおおよその退職時期を明示したことが、前回との違いになります。
今のところ、言ったことに対して後悔はしていません。
来年にはさらに課長が同席する中での面談が行われますが、
その時にも同じことを言うつもりです。
ただ、実際の退職にはもうしばらくかかることが見込まれますし、
その頃には既に二人とも私の上司ではなくなっているでしょう。
従って、私の行動は無意味だと思われた方もいるかもしれませんが、
上が変わっても、私は同じことを何度も言い続ける気でいます。
当方の狙いは「宣言効果」と「締め切り効果」を引き出すことですので、
その時の上司が誰かなんていうのは、さほど重要ではありません。
宣言効果(パブリックコミットメント)とは、達成したい目標を宣言することで、目標達成へのモチベーションが高まり、達成率を上げる心理現象です。周囲に宣言することで、適度なプレッシャーがかかり、勉強意欲が高まるという効果もあります。
締め切り効果(デッドライン効果)とは、期限があると、その締め切りに向けて全力で取り組む性質を指します。期限があることで、脳は自然とそのタスクに集中しやすくなり、効率的に作業を進めることができます。たとえば、学校の試験勉強で試験日の直前は集中力が高まり、勉強がはかどるというような効果があります。
いずれも目標達成に向けて鼓舞するのに有効である一方、
自分を追い詰めることにもなりかねません。
しかし、ダイエットが良い例ですが、
自身の中だけにとどめてリミットを定めないままだと、
緊張感が生まれず、ダラダラと先延ばしする原因にもなってしまいます。
様々な選択肢がある中、あえて厳しい状況に身を置く決断を下したことで、
自分のFIREに対する本気度合いを確かめることできましたし、
責任が重くなる反面、今まで以上に真剣に取り組めるはずです。
また今回の面談を経て、以下のような副次的効果も得られました。
・会社の期待に応える気がないということが伝わり、苦痛が軽減した
・明確なゴールを認識できるようになったことで、より前向きになれた
これまで自分の気持ちに反して、上司からの期待を感じるような場面が何度もあり、
実際のところ、それは私にとって凄く辛いものでしたが、
今回の行動によって、その苦しみから解放されたような気がします。
いつか去ると言っている人間に対して、会社もそれ以上期待はしないと思いますし、
今のストレスフルな業務とおさらばできると考えると、かなり気が楽になりました。
それから、これは予想外でしたが上司の本心が垣間見えたというか。
普段は部下に対して、何かと厳しいことを言ってきますが、
会社員とは違う道に進もうとしている私を少し羨ましいと思っているようでした 笑
もしかしたら上司にもミッドライフ・クライシスが訪れているのかもしれませんね。